2002/07/26
[RLC020726]ルビュ言語文化 第30号
[2002-07-26] Revue Langue et Culture N.030 #################################################################### [ 週刊 ] ル ビ ュ 言 語 文 化 (RLC) ── 第30号 ── #################################################################### ■ 第30号もくじ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ 研究室より:自分のことばをつくるための考え方を身につけるサロン ◇ 随時登録中:開放型メーリングリスト開設,乞う参加希望者! ◇ おしらせ:来週開催! 国語と日本語の連携を考える会,ほか -------------------------------------------------------------------- □ 夏季休刊のお知らせ □────────────────────── メールマガジン「RLC ルビュ言語文化」は,研究室閉室に伴い,9月まで休刊 させていただきます。 次回31号は発行は,9月20日(金)になります。 なお,メーリングリストは稼動しておりますので,ご意見等の投稿をお待ち しております。(ただし,新規登録は9月15日まで,お休みさせていただき ます)。 以上,ご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 研究室より ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2002年度春学期の留学生「総合」クラス,通称「NS健康サロン」が修了しま した。 このサロンの目的は,参加者の皆さん一人一人が自分の美しさに気づき,そ れを表すためのことばをつくっていくことでした。 このサロンの参加者の皆さん一人一人が自分のことばを持てるようになるこ とで,自分の健康は自分で責任を持つことができるようになり,それがいつ のまにか素肌の輝きにも現れてくるという仕組みになっていました。 具体的な方法としては,自分の「考えていること」を他者に示し,それに対 して,いろいろな意見をもらって,また考え,他者に納得してもらえるよう な自分のことばをつくっていきました。 その際,全身が生き返る呼吸法や歩き方の姿勢などについて,スタッフ(実 習生を含む)が総力を上げて参加者の皆さんをサポートし,手,足,腕,肩, 腰などをはじめ身体全体がこまめに動くよう,さまざまなアドバイスをして きました。 ただし,お化粧をして形だけを整えるというような安易な矯正は一切しませ んでした。最終的に自分のことばに責任をとるのは参加者の皆さん一人一人 だからです。 この効果は,自分以外の仲間たちにも同じように助言ができるようになれた かどうか,というところで自然に見えてきます。 もちろん,3ヶ月くらいではピカピカの素肌になれないのは当然のことです。 だから,急いできれいになろうとする人にはこのサロンは向かないかもしれ ません。 大切なのは,このサロンでの3ヶ月で自分のことばをつくるための考え方を 身につけることができたかどうか,ということです。 自分のことばを身につけようとしない限り,心とからだのバランスはとれま せんし,このバランスがとれないと素肌は美しくなりません。 このサロンで身につけたことをどのように活かすかは,参加者の皆さん一人 一人の自覚とこれからの努力にかかっています。NS健康サロンで身につけた 考え方をもとにした皆さんの活躍を期待するとともに,一人一人の一年後, 二年後,あるいは十年後の成果を楽しみにしたいと思っています。 サロン・オーナー 細川英雄 -------------------------------------------------------------------- 【随時登録中】開放型メーリングリスト開設,乞う参加希望者! 登録申請用アドレス: rlc_regist@hotmail.com -------------------------------------------------------------------- このたび言語文化研究室では,今までの掲示板を廃止し,新しいメーリング リスト(無料)を開設します。 このメーリングリストは,本メルマガ愛読者様をはじめ,HPから当研究室活 動に興味を持たれたさまざまな方々が互いに交流することを目的とした,開 放型メーリングリストです。 どなたでも,以下の登録申請用アドレスに自己紹介をかねた申し込みをして ください。その後,1週間程度で自動的に登録され,メンバーからのメール が行き交うメーリングリストのアドレスが返信されます(なお,大学が休日 の場合あるいは回線等が込み合っている場合等には,登録の遅れることがあ りますので,あらかじめご了解ください)。 書き込み要領は,従来の掲示板と変わりませんが,メンバー内でのやり取り となりますので,お互いに顔の見えるインターアクションが可能です。開放 型ですので,どなたでも参加できます。 ぜひ,お知り合いの方々にお勧めください。 登録申請用アドレス: rlc_regist@hotmail.com (新規登録は,研究室閉室に伴い,9月15日までお休みさせていただきます) -------------------------------------------------------------------- ■ おしらせ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ =【WebSite更新】==================================================== □ 早稲田大学大学院日本語教育研究科2003年度春学期入学試験説明会のおし らせ,ほか =【開催間近】======================================================== □ 国語と日本語の連携を考える会 第10回研究会 □「日本人,留学生,年少者を結ぶ視点」 ==================================================================== ●日時: 2002年7月27日(土) 15:00〜18:00 ●会場: 早稲田大学 西早稲田キャンパス 22号館 717号室 ●テーマ: 日本人・留学生・年少者を結ぶ視点 ●話題1:多文化共生をめざす「地球子供教室」の日本語学習とカリキュラ ム構成−学びの場としてのレトリックから生成的カリキュラムへ 宇土泰寛(東京都港区立三光小学校) ●話題2:大学での「書く」授業を通じてどんな「視点」が引き出せるか− 日本人大学生の表現法授業/日本人大学生と留学生との作文交換 のケースから 大島弥生(東京水産大学) ●参加申し込み等,不要です。直接,ご来場ください ●詳しい内容は,WebSiteにて http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/semi.htm#kokugo +[PR]+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +___________細川 英雄 編___________+ + ◆『ことばと文化を結ぶ日本語教育』◆ + + ことばと文化の関係に着目した実践を手がかりに,コミュニ+ +ケーションとしての第二言語習得の位置づけを捉えなおす14章+ + ◆ 凡人社:2400円+税 2002年5月刊行 ◆ + + http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/musubu.htm + ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ =【入試説明会】===================================================== □ 早稲田大学大学院日本語教育研究科 □ 2003年度春学期入学試験説明会 ==================================================================== 早稲田大学大学院日本語教育研究科では、日本語教育の理論と実践を結ぶ有 為な人材を育成します。国際化時代を迎え、早稲田から世界へ発信できるあ なたを日本語教育研究科が求めます。 ●日時:2002年9月14日(土) 14:00-16:00 ●場所:早稲田大学22号館 201教室 ●内容:入試に関する説明および質疑応答(後半に個別相談も受け付けま すが、時間内で行いますので、人数の多い場合、全員のご希望に 添えないことがあるかもしれません。あらかじめご了承ください) ●事前申し込み等は必要ありません。入場無料。参加自由。 ●お問い合わせ:日本語教育研究科事務所 E-mail: gsjal@list.waseda.ac.jp =【研修会】========================================================= □ (社)日本語教育学会 2002年度研究集会 第5回 □ 教師と学習者の心理的問題とその解決 □ http://wwwsoc.nii.ac.jp/nkg/kenkyu/2002/kk-02-5.htm ==================================================================== 日時:2002年8月4日(日) 9:45〜16:45,5日(月)10:00〜16:30 場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区代々木神園町3-1) 講師:加賀美常美代氏(お茶の水女子大学留学生センター助教授) 参加費:会員9,000円/一般11,000円(両日とも昼食付き) 申込み:http://wwwsoc.nii.ac.jp/nkg/kenkyu/2002/kk-02-5.htmをご覧の上 80円切手貼付の返信用封筒を同封して,郵便で学会事務局まで。 =【経過報告とお願い】=============================================== □ インドネシアに本を贈る運動 ==================================================================== インドネシアに本を贈る運動にご協力くださったみなさん, どうもありがとうございましたm(__)m 7月9日,無事第1便のダンボール1箱を発送いたしました。引き続き,第 2便(10月発送予定)で贈る本を募集します。 なお,この活動はインドネシアのジャワ島西部スマランに今年の4月にでき た日本語教室に寄贈するための本を募集しているものです。 活動は,教室の本棚が埋まるまで続けられる予定ですので,引き続き,皆様 のご協力をお待ちしております。よろしくお願いいたします。 -------------------------------------------------------------------- インドネシアで日本語を勉強している大学生が,日本の本を集めて図書館を 作る活動を始めました!! あなたの要らなくなった本がインドネシアの図書 館に並びます! あなたも身近な所から国際協力を始めてみませんか? -------------------------------------------------------------------- 募集している本 1.日本について書かれた本や雑誌など (英語歓迎) 2.簡単な字が書かれた子ども用の絵本 3.簡単な字で書かれたマンガ (例:クレヨンしんちゃん,ドラえもん) 4.日本の伝統的な文化について書かれた本や雑誌 (英語歓迎) 主催者:Ketut Purwantoro (スマラン大学,インドネシア) 所在地:インドネシア ジャワ島西部 スマラン 対象者:日本語+英語教室(TIS-COURSE)の生徒,及び一般訪問者 あなたのご協力をお待ちしております。まずは下記までご連絡ください。 大阪大学人間科学研究科ボランティア人間科学講座 国際協力論 博士前期課程1年 細川もなみ monamih@nifty.com +【PR】───────────────────────────+ ルビュ言語文化(RLC)では,日本語教育関係のメルマガやホームペー ジとのリンクを積極的に推進しています。 このメルマガとの連携に興味のある方,お便りください。 発行責任者:細川英雄 hosokawa@waseda.jp +──────────────────────────────+ ==================================================================== ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 誌 名:ルビュ「言語文化」30号 発行日:2002年7月26日(毎週金曜日発行) 発行所:言語文化研究室 〒169-8050 新宿区西早稲田1-7-14 早稲田大学大学院日本語教育研究科 編集,発行責任者:細川英雄 http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/ 配信システム:まぐまぐ http://http://www.mag2.com/ ────────────────────────────────── 登録,解除の手続きは, http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/mmaga.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (c) 2002 Hosokawa, H. 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