2002/02/21

[RLC020221]ルビュ言語文化 第13号

[2002-02-21] Revue Langue et Culture
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[ 週刊 ] ル ビ ュ 言 語 文 化 (RLC) ── 第13号 ──

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■ 第13号もくじ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇研究室より
◇日本語教育とは何か(12) ― また添削という病い
◇院生からひとこと‥知識の偶像を剥がす練習とは? 崔 明淑
◇おしらせ‥研究発表募集 ほか
◇刊行物のお知らせ‥『日本語教育は何をめざすか』 ほか
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■ 研究室より ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 まもなく今年度も終了する。学年末になると,いつも授業評価のことが気
にかかる。どのようなシステムによって授業評価を行うか。そしてまた,そ
の授業評価を来年度のクラスに向けてどのように生かすか。学生のころ,つ
まらない授業に出会うと元気を失って,それからその教授の顔を見るのも嫌
になり,結局単位を取らずに終わるということが続いた。質の悪い授業はこ
の世から消えたほうがいいにきまっている。しかし,問題は,質が悪いかど
うかについて当の担当者が気づいていないことなのだ。だから,授業評価が
必要なのである。もっと授業評価を,と声を大きくして叫ぼう。  (ほ)
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□ 日本語教育とは何か(12)
□ また添削という病い
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 前回の「添削という病い(つづき)」に関していろいろなお便りをいただ
いた。さまざまな考え方があり,いろいろな立場がある。共通するのは,学
習者のニーズをどう考えるかと,担当者が自分の立場をどうつくるか,とい
うことだ。諸賢のご意見の中で,「学習者のビリーフの変容」の問題がよう
やく出てきて興味深いかぎり。当研究室の展開する「総合」は,まさにこの
「学習者のビリーフの変容」の問題へどのように迫るかを一つのアプローチ
としているのだから。

○あくつさんからの投稿(02・02・14HP掲示板158)
 今回の「添削」についてですが,私は現在民間の日本語学校で「文章指
導」を担当しています。それで,私自身最近は「添削」という言葉を使って
いないことに気付きました。学生の前では「文法チェック」と言い,私自身
の意識では「どんなフィードバックをすれば,文章が上達していくか」とい
う具合に「フィードバック」という言葉を使っています。学生達はよく「文
法チェック」を好みます(一度,作文を返却する前に文法チェックをしてほ
しいか聞いたのは私からでしたが)。
 私自身は,細かい「添削」を行わず,下線を引いたり記号を示して,学生
に考えさせるようにしています(しかし,もう一度書き直してくる学生は一
部)。また,私自身は初めての試みですが,クラスメートに読んでもらい,
意見・感想を聞いた上で,もう一度書き直すというようなことを始めまし
た。週1回の授業で,まだ回数を重ねていないので,試行錯誤の状態です。
 ところで,前回までのメルマガで「添削」前について書かれていたかわか
りませんが,私自身「どんなことをどういう過程を経て,文章にまとめさせ
るか」の方に,関心があります。というか悩んでいます。みなさんは,どん
な活動を行っているのでしょうか。

○花子さんからの投稿(02・02・16HP掲示板166)
 私は今ある日本語学校で留学生に日本語を教える仕事をしております。
 「添削」では,私自身とても揺れているところがあります。作文の授業を
担当すると,多くの学生達は「正しく直してください」といいます。そのよ
うな時に「何を直せばいいですか?」と学生の要望を聞くと,「文法」とか
「正しい日本語になるように」という答えが返ってきました。学生たちに
「正しい日本語」と思わせてしまうものは何だろうと思いながら,いつも学
生たちの作文を読んでいます。私は一方的に赤を入れることはしたくないの
で,前にあくつさんが書いていらしたように,助詞や動詞の活用が間違って
いるところにはアンダーラインをひいて,「ここはこれでいいですか?」と
書いた人にもう一度問いかけて返すようにしています。これを返すときに
は,その場で本人にもう一度読んでもらい,私がひいたアンダーラインの意
図をわかってもらえたかどうか時間をとっています。(いつもではありませ
んが。)
 この前,他の先生に一度見てもらった作文を持ってきた学生が「この作文
を読んで直してください」と言いました。読んだところ,おもしろい作品だ
ったので「どこを直すのですか」と聞いてみると,「私の日本語はまだ下手
ですから,この作文を間違えのない作文にしたいです」さらに「間違ってい
るところがあったら,赤いペンでたくさん書き入れてほしい」と言われまし
た。赤がたくさん入っていたらいい作文になるというその学生のことばを聞
いて,教師の持っている赤ペンの怖さを感じてしまいました。学生は教師が
直すと,それが「正しい」と思い,そのように直します。でも,細川先生が
書いていらしたようにそれをすると「誰の文章か」わからなくなってしまう
気がしてしまいます。
学習者の思考と表現の自立をサポートしたいと思ってはいても,相手にその
思いをどうしたらわかってもらえるのか,目下模索しているところです。


○ミラノより(02・02・15個人メール)
 ロマンス語比較文法を勉強することを決意し,それまでに勉強していたイ
タリア語,スペイン語,第3外国語でかじったポルトガル語に加えて,フラ
ンス語をかじりました。当時はまだ大学生で,フランス語の先生(著名な方
です)の元へ行って,事情を話しました。独学を中心に添削と(会話には興
味がなかったので)作文の添削をお願いしました。ある時,英語のto school
にあたるa l'ecor(スペルは忘れましたが)の使い方を迷いました。Lは冠詞
なのですが,英語でもイタリア語でもスペイン語でもそのとき学校と言う名
詞には冠詞はつきません。( イタリア語ではa scuola, alla scuolaは非文
法)なぜなら,学校と言う建物に行くことが目的ではなく,そこで勉強する
ことも含まれているからと言うことです。それがフランス語だけ冠詞がある
のは私には許せないほど大きなことでした。そのとき教授は「重箱の隅をつ
つくような勉強をしないで,好きという思いを大切にしなさい。」とのこと
でした。
 教授の寛容な指導のおかげで,かなりイタリア語訛りの自己流でですが,
私はフランス語を話します。テレビをフランス語で見るのも苦労しません。
どこが間違いで,言語学的に何が違ったのかは,そのときは分かりませんで
した。ただ,私は突き放されたとは感じませんでした。直してあげること,
正確に書いて話してという言語の生産は大切でしょうが,添削が最優先事項
であるとは思いません。おおらかに生産させておいてあげる忍耐は,written
languageにおいても教師に要求されると思います。直したものをもらった生
徒の大半は,今日は赤が多かった少なかった程度にしか見ないことも,つい
最近まで外国語を学ぶ学生だった私が保証します。

○たえこさんからの投稿(02・02・17HP掲示板167) 
 先生のおっしゃるインターアクションのない一方向の,1回限りの添削は
確かに「学習者の思考と表現の自立を阻むものだ」と思います。
 以前,ある学習者が他の先生から”添削”された文を「よく分からない」
と,私に説明を求めたことがありました。それはきわめて自然な日本語で,
しかも既に”その先生のもの”になっているものでした。
 日本語教師が,学習者の日本語での思考と自己表現を手助けする存在であ
るならば,添削もまた,そのことを忘れてはならないと思います。
 学習者の作文を前にして,その学習者の習得段階に起因する文法ミスなの
か,ならば直して,こうじゃない?と言う,ある表現形式を使おうとしてう
まくいかなかったのではないかと思われれば,こうしたかったの?と提示す
る,母語の転移だと思われれば,あなたの母語ではこういう言い方をする
の,面白いね,と認める,ここはどういうことが言いたいの?と学習者の内
面をさぐる,アドバイスする・・・
 今学習者がもっている”日本語”の範囲で,自分を最大限に表現できるよ
う,手助けする。
 学習者がなんとか自分の翼で飛ぶことができるようになるまでに教師がす
べきことは難しいけれど,やらなければならないと思います。


○あくつさんからの投稿(02・02・18HP掲示板169)
「添削は,学習者の思考と表現の自立を阻むものである」に関して,「添削
し続けることは学習者の自立を阻むものであり,いつまでも先生無しには生
きていけない学習者を生産しつづけるものである」とも,つながりますよ
ね?
 また,教育である以上,評価しなければならず,作文教育(文章指導)は,
本当に担当者を悩まし続ける問題です。しかし,これは作文教育だけの問題
ではなく,コース全体を通してどういう教育方針でどういう教授スタイルで
やっていくかの問題だと思います。教師側の意識変革も必要ですが,学習者
のビリーフの変容も同時に必要です。ありきたりの事を書いてしまいました
が,これが私の目の前にある問題です。

 以下次号をお楽しみに!                   (ほ)
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          ☆ ★ご意見ください!★ ☆
 この「日本語教育とは何か」のコーナーでは,読者の方々の,いろいろな
意見を紹介しつつ,日本語教育の問題をみんなで考えていく「場」としたい
と考えています。どうぞHPの掲示板にお便りをください。
 できれば,記名のものを望みますが,匿名でも結構です。
 皆さんからの投稿を待っています。
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■「総合」レポート集刊行!
■ 25人の眠れない夜と熱い日本語,YEAH! - BEST OF「総合」2002年秋
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 タイトルは,「25人の眠れない夜と熱い日本語,YEAH!―BEST OF 「総
合」2002年秋」です。
 大学院生7名およびボランティア1名のレポートも同時掲載。まだ残部があ
りますので,希望者に差し上げます。宛名を書いた返信用封筒(A4サイズ)
と切手500円分をお送りください。おりかえしお送りします。
 また,1999年春・秋と2000年春・秋の4期にわたる試み(「私の早稲田・
東京・日本」(99春・総合7)「来た,見た,書いた」(99秋・総合7)「55億
の「私」(00春・総合6)「日本語で語る「私」」(00秋・総合6))は,細川
英雄編「合本 「社会」から「個」へ,「個」から「社会」へ」(早稲田大
学日本語研究教育センター,2001・3)としてまとめられています。これは
製本実費を含むため,切手1000円分になります。限定刊行のため残部僅少で
す。
 その他,2001年2月から3月にかけて実施した国際交流基金日本語教育巡回
セミナーでは,短期間ながら,この「言語文化総合」のコンセプトによるワ
ークショップを試みたものです。この記録は,細川英雄編「南アジア作文ワ
ークショップレポート集」(同センター・言語文化研究室,2001・3)として
まとめてあります。宛名を書いた返信用封筒(A4サイズ)と切手500円分を
同封いただければおりかえしお送りします。
 3月に展開されるベルリンセミナーでもできればワークショップ集を作成
しようかと考えています。いずれ「パリ・ベルリン日本語教育日誌」として
報告しますので,乞ご期待!     皆さんからの連絡も待っています。
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□「論集ひととことば」第2号 まもなく創刊
□ 3月末,Webページにアップ予定
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■ 2001年度秋の「総合」をはじめとする,言語文化活動へのさまざまなア
プローチが「論集ひととことば」第2号に掲載されます。いろいろな角度か
らの「総合活動型日本語教育」への考察が満載です。
「総合活動型日本語教育」に興味をおもちの方,ぜひご一読を!
■ 内容
 「私にとっての言語文化」
 「「総合」を分析する」
 「「総合」は「日本事情教育実践研究」たりうるか」など,
■ 第1号は,全文がHPのPDFで見られます。
 http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/htkt_jn.htm
 当研究室への参加を考えていらっしゃる方に是非おすすめ!
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     著者15年の「日本事情」研究の集大成。
   ことばと文化を結ぶ,画期的な日本語教育原論。
 ◇ http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/naniwo.htm ◇
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新刊は,全国書店にて入手できます。通信販売ではありません。
最寄の書店,大学生協等にご予約ください。
目次は,上記HPで見られます。読後感想等,お願いします。
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■ 院生からひとこと ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□知識の偶像を剥がす練習とは?
□日本語教育研究科1年(01秋期生) 崔 明淑
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 私たちは,日常のなかでいろんなモノ・ゴト・サマに遭遇する。見たもの
に対してすぐ「あれはこうだからそうなんだ」と自分なりに判断する。しか
し,その判断が,自分を通した判断なのか疑問に思った人はどれだけいるだ
ろう。少なくとも,私はそうではない一人だった。自分の外の世界を,外の
世界から得た知識で判断していた。
 この「知識」が崇拝の対象となっている。知識が与える権威と伝統が私た
ちの思考回路に常に関与する。でも,ものの実体は権威と伝統にあるのでは
ない。真実を見るためには知識というものを脱ぎ捨て,自分だけの目で見る
必要がある。でも,「知識」は,思考の自由を束縛し,決まった考えしか生
み出さない。これを取り除くことがものの本質に近づける一つの方法だと思
う。
 では,知識の偶像を剥がす方法は何があるだろう。細川先生の総合実践で
行っているのが一つの方法になっていると思われる。「自分にとって○○は
何か」という自分だけの意見をもたせること,そして,その意見を他者に向
けて発信し,他者から意見をもらって自分の考えを調整し,また他者に向か
って発信する。繰り返されるこの往還関係こそ,知識の偶像を剥がし,もの
の本質に向かわせるのではないだろうか。
 言語教育の目的が曖昧で,目標言語を上手にさせることが教師の任務だと
考えていた私に,言語教育の目指すところを示した言語文化論と演習の時間
だった。
             ・・・・・・・
 自分にとっては有意義な時間だったので皆さんにも勧めることができる。
目に深く入り込んだ偶像に気づきたい方,そんなの考えても見なかったとい
う方は,理論研究を,剥がす方法に興味のある方は,実践や演習を取ってみ
るとより理解できるのではないかと思われる。どっちにしても,ある論にど
っぷり漬かってみるのも悪い体験ではない。
 それが自分を通り抜け,どこかで引っかかり,昨日とは違う自分を形成し
ていくのだから。
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□この欄は,大学院日本語教育研究科所属の大学院生に書いてもらっていま
す。執筆希望の方は,細川までお知らせください。
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 ◆◆◆ めるマガ『日本語教師,あ・つ・ま・れ〜!』 ◆◆◆
毎回お届けする日本語教授レシピは楽しい授業にするためのヒント
がいっぱい!また,日本語や日本語教育,日本文化などに関する様
々な疑問・質問・悩みについても語り合います。日本語や語学教育
などに関心のある方,是非ご参加ください!(^.^)ノ
      http://www.kfcs2000.com/f/index.html
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【注目!!】ルビュ言語文化(RLC)では,日本語教育関係のメルマ
ガやホームページとのリンクを積極的に推進しています。
このメルマガとの連携に興味のある方,お便りください。
      発行責任者:細川英雄 hosokawa@mn.waseda.ac.jp
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■ おしらせ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ドイツ語圏 大学日本語教師会 第8回 2002年 ベルリン・シンポジウム
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●期日:2002年3月22日(金)〜24日(日)
●テーマ:グローバル化時代の『日本語教育・日本事情教育』─理論と実践
●招待講師:細川英雄(早稲田大学日本語教育研究科ー・教授)
●協賛:日独ベルリンセンター Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin
●連絡先:Dr. Yoriko Yamada-Bochynek
     e-mail: yayo@zedat.fu-berlin.de
 ★☆★☆★☆★☆★ 注 目 !〆切迫る!★☆★☆★☆★☆★☆★
 このシンポジウムのための参加ツアーを大学院の張さんが企画中で
 す。参加を考えていらっしゃる方,下記に連絡してみてください。
      張 珍華(チャン・ジンハ)  changhwada@hotmail.com


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■ 早稲田の日本語教育はここからはじまる!!
■ 日本語教育学公開講座−21世紀の日本語教育学へ−
□ 新学期登録受付中。定員になり次第〆切ります。
□ http://www.waseda.ac.jp/cjl/koukaikouza/koukaikouza.htm
====================================================================
 外国人のための日本語教育の現状と歴史を踏まえつつ,社会・文化とのか
かわりや新しいマルチメディアの教育も視野に入れて,21世紀の日本語教
育への展望を早稲田から提案します。
 早稲田大学日本語研究教育センター・大学院日本語教育研究科の専任ス
タッフによる,これから日本語教育を学んでみようという方々を対象にした
講座です。
□受講対象:日本語教育に関心があり,主にこれから学習を始めようとして
 いる方
□講座期間:2002年4月13日〜12月21日
□講座時間:土曜日(大学休暇期間・祝日は休講)10:00〜12:15
□講座日程:通年講義・全22回
 ────────────────────────────────
□受講期間に限り,早稲田大学中央図書館を利用することができます。
□受講終了後,希望者には受講証明書を発行します。


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■研究発表および授業実践報告募集
■第4回コミュニケーション教育フォーラム
 (兼・日本コミュニケーション学会関東支部大会)
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□テーマ:「学習意欲とコミュニケーション教育」
□主催:日本コミュニケーション学会(CAJ)関東支部
    東海大学教育開発研究所(RIED)
□期日:3月16日(土)10:15〜17:10(9:45受付開始)
□場所:東海大学(代々木校舎2号館)http://www.yc.ycc.u-tokai.ac.jp/
□問合せ&申込み
 〒151-8677 渋谷区富ヶ谷2-28-4 東海大学 教育開発研究所
 松本 茂 電話&FAX 03-3485-4958
      E-mail: smatsumo@yoyogi.ycc.u-tokai.ac.jp 
          (smatsumotoではありませんので,ご注意ください)
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■ 刊行物のお知らせ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■日本語教育新聞 2002年1月1日発行 800円(消費税込み)
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□大学院訪問シリーズ 早稲田大学大学院日本語教育研究科「早稲田から世
 界へ」
□日本語教育新聞社 TEL:03-3352-1900 FAX:03-3352-1911
◇日本語教育研究科・崔明淑さん(01秋期生)も出ています。

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■ 日本語教師養成学校&海外プログラムガイド2002
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□イカロス出版 2002年3月発行
□大学院で学ぶ日本語教育
  ―早稲田に行きたくなる!大学院日本語教育研究科の魅力が満載!―
  当研究室の塩谷奈緒子さん(01秋期生)も出ています。

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□アルク「月刊日本語」2002年1月号
□特集「日本事情 あなたはどう教えますか?」
□http://www.alc.co.jp/gn/
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 ・日本語学習におけるコミュニケーションと社会文化行動
   ―60年代からの試みと現在の課題       J.V.ネウストプニー
 ・言葉と文化を結ぶ地平―総合活動型日本語教育のめざすもの 細川英雄
 ・「日本事情」研究の昔と今               牲川波都季
 ・日本事情の授業に潜入―佐々木瑞枝,小田切隆,泉史生ほか
 ・日本事情に関する参考文献等,盛り沢山の情報が一杯!
◇2月号には,当研究室の于之玲(01春期生)さん,4月号「日本語教師にな
 るまで物語」には,大尾嘉昭恵さん(01秋期生)さんも出ています。

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□「21世紀の「日本事情」― 日本語教育から文化リテラシーへ」
□http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/21c.htm
====================================================================
 今,最も新しい「日本事情」研究の専門誌です。最先端の理論と実践が満
載,この雑誌を知らずして「日本事情」はもはや語れません。
 くろしお出版刊。全国書店にて1〜3号好評発売中。投稿熱烈歓迎。
■第4号の投稿〆切は,4月末日です。皆さんの投稿をお待ちしています。
 投稿規程:http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/21c.htm
====================================================================

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      ◆ 早稲田大学日本語教育研究科 ◆
     今,早稲田の日本語教育がおもしろい。
      もっともホットでニュースな大学院,
       日本語教育研究科へようこそ。
     ◇ http://www.waseda.ac.jp/gsjal/ ◇
          入学願書配布中。
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 誌 名:ルビュ「言語文化」13号
 発行日:2002年2月21日(毎週木曜日発行)
 発行者:言語文化研究室
     〒169-8050 新宿区西早稲田1-7-14
     早稲田大学大学院日本語教育研究科
 編集責任者:細川英雄
     http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/
 配信システム:まぐまぐ
     http://http://www.mag2.com/
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 登録,解除の手続きは,
     http://faculty.web.waseda.ac.jp/hosokawa/mmaga.htm
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(c) 2002 Hosokawa, H. Lab. 無断転載を禁じます。

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