最新情報

2つの活動領域

八ヶ岳アカデメイア

メールマガジン「ルビュ言語文化教育」
毎週金曜日発行,登録無料,購読者1800名超。500号突破。
既刊一覧
『実践研究は何をめざすか――日本語教育における実践研究の意味と可能性』ほか
世界各地での実践・講演
講演スライド,質疑の記録など。
細川英雄の早稲田大学での担当クラスの記録
レポート集,アンケート結果など。
解説
「総合活動型日本語教育」とは何か
“言語学習環境論”への視座――生きた鳥を野に放つ
論文執筆ガイド――文献情報を中心とした
会員の研究活動より
塩谷奈緒子
田中里奈
関連:言語文化教育研究学会

芸術・文化活動

Chemin du Bonheur
アート創造空間「シュマン・デュ・ボヌール」(幸せの道)を,造形作家の本杉琉さん(papier collé)との協働によって企画・実施しています。
Caffe Bonheur「カフェ・ボヌール」
金・土・日,10:00~17:00 営業してます。

ごあいさつ

主体としての個人とその「ことばの力」をはぐくむ教育をめざして

言語文化教育研究所 主宰:細川 英雄

「言語文化教育研究所」は,“個人が主体として生きることのできる,暮らしやすい社会の実現”に寄与することを目的として設立されました。

言語文化教育研究所では,どのような社会ででも個人が主体として生きていける“ことばの力”をはぐくむ「言語文化教育」を提案し,その普及と発展につとめています。

「言語文化教育」は,一人一人の「考えていること」を明確にしようと働きかけることから始まります。人の「考えていること」は,マニュアルを用意すれば明確になるようなものではなく,具体的な意味のあるコミュニケーション活動の場を通じて明らかになっていくものです。しかし,有意義なコミュニケーション活動の場とは何か,また,そうした場をどうすれば個人に提供することができるのか,その答えは必ずしも自明ではありません。

早稲田大学大学院日本語教育研究科言語文化教育研究室では,これまで「言語文化教育」理論と実践の研究成果を残してきました。その教育研究の方法論と活動の場を,ひろく言語教育に携わるみなさまと共有しともにはぐくむ,いわば,大学と地域・社会を結ぶ“言語文化教育ネットワーク”,その拠点として「言語文化教育研究所」は位置づけられます。

「言語文化教育研究所」は,みなさまとともに,「言語文化教育」の研究と実践の場をはぐくんでいきたいと思います。

2013年7月7日