八ヶ岳アカデメイア――細川英雄の早稲田大学での担当クラスの記録
2012年度日本語教育実践ワークショップ:「私の日本語教育観」から「私の実践」を創る
- 実施:2012年7月7,14,21日(土)
- 担当:細川英雄,佐藤正則,高橋聡,古賀和恵
- URL:http://www.waseda.jp/cjl/open/#work3
- 実践集をダウンロードする[PDF]
概要
本ワークショップでは,受講者一人ひとりが日本語教育実践を行う中での/日本語教育と関わるに至るまでの/日本語教育に関わりたいと考えるに至るまでの 思いを掘り起こすことによって,それぞれの日本語教育観を考え,言語化していきます。さらに,各自の日本語教育観をもとに実践案を考え,具体的な形にする ことを目指す。それぞれの日本語教育観と実践案は,他の受講生と協働で創り上げていきます。
受講者には,即実践に役立つ情報を得ようとするのではなく,日本語教育と自分との関わりを振り返り,これからどのように関わっていくかを主体的に考えようとする姿勢を持つことが期待されます。
プログラム
- 課題1(受講前の事前課題)
- なぜ日本語教師になったのか/日本語教師になりたいのか/日本語教師(日本語教育)に関心を持ったのかを振り返ったうえで,自分が実践している/実践したい「私の日本語教育」に名前をつける。
- 名前の由来を説明するためのキーワードを三つ挙げる。
- 第1回:「私の日本語教育観」を考える
- 課題1をもとに,グループで日本語教育に関わるようになった/関わりたいと思うようになった経緯を語り合い,聞き合う。
- 課題2(第2回までの課題)
- 「私にとって日本語教育とは」を書く。
- 第2回:「私の日本語教育観」から「私の実践」を考える
- 課題2をグループ内で共有
- 講師の日本語教育観と,それにもとづく実践例を紹介
- 課題2にもとづき,グループメンバーと協働で各自の「私の実践案」を考える。
- 課題3:「私の実践案」をまとめる
- 第3回:「私の日本語教育観」を実践という形にする
- 課題3をグループ内でシェアし,協働で教育観と実践案を往還させながらさらに「私の実践案」の内容を練る。
- 「私の実践案」(課題1・課題2を盛り込んだもの)を全体共有