[2025-06-20] Revue Langue,Culture et Education. n.895 ###################################################################### [ 週刊 ] ル ビ ュ 言 語 文 化 教 育(RLCE) ─895号─ ###################################################################### ■ 895号:もくじ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ --◆◇研究所より◇◆-------------------------------------------------- 対話型実践は何をめざすか―待望の復刊!無料メルマガ『ルビュ言語文化教育』                               細川 英雄 ★新企画:Voicy「自分のことばをつくる」チャンネル ★齋藤純一さん(早稲田大学政治経済学部)の書評『ことばと公共性―言語教  育からことばの活動へ』(明石書店、2024年) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 研究所より ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 対話型実践は何をめざすか―待望の復刊!無料メルマガ『ルビュ言語文化教育』                               細川 英雄 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2001年創刊の創刊以来お届けしてきましたメルマガ『ルビュ言語文化教育』は、 2025年3月,894号をもって一時休刊となりました。 それをこの度,新しい執筆者陣も加わって,復刊いたします。 新しい執筆者陣は、以下の通りです(執筆順)。 細川英雄(言語文化教育研究所・早稲田大学名誉教授) 古屋憲章(帝京大学) 松井孝浩(ハノイ・日越大学) 工藤理恵(フェリス女学院大学) 福島青史(早稲田大学) メルマガの内容は、言語文化教育にかかわること、それぞれの立場からさまざま な視点を展開します。「この本がおもしろい」・「わたしから一言」コーナーも 健在ですので、新刊自評、時評、論評等も歓迎です。 それぞれのところで、新刊紹介も行いますので、研究所宛にお送りいただければ、 メルマガにて紹介いたします。 また、今年度より3年間のプロジェクトとして、JSPS科研費「日本語教育にお ける対話型実践の歴史的・社会的文脈―直接法開発からCEFR受容へ」(JP25K04222 研究代表者・細川英雄)が始まりました。 ●特集ページ: https://gbki.org/kaken.html 言語教育における「対話」の概念は,歴史的には19世紀半ばのいわゆる「直接 法」の開始に由来し,その流れは2001年公開出版の「ヨーロッパ言語共通参照 枠:CEFR」にも確実につながっていますが,そうした事実について,日本語教 育界ではあまり知られていません。 本研究プロジェクトでは,こうした「対話型実践」について, ・歴史的観点からの文献調査を行い,理論的に裏付ける ・各所へのインタビュー調査を行い,社会的課題を明確にする この2点の調査研究によって,その新しい「対話」の理念に基づいた具体的な 日本語教育のあり方を考え,「対話型実践」の理念・実施・評価をまとめ,普 及することを目的としています。 ことばの教育の枠組みが,かつてないほどダイナミックに変容しつつある近年, 共生社会として外国人労働者及びその家族を受け入れるためには,従来の「教室 型」ではなく「対話型」としての対話型実践がもはや不可欠です。 その対話型実践の具体的な始まりが、実は、1990年代後半の総合活動型日本語 教育にあったということをプロジェクト研究を通して明らかにしていきます。 本研究プロジェクトの内容や活動へのお問い合わせ,講演・執筆等のご依頼は, info@gbki.org(言語文化教育研究所)宛までお願いします。 ★あわせて、新企画:Voicy「自分のことばをつくる」チャンネルを始めました。 https://voicy.jp/channel/3666/ 自分の思いを表現したいと考えているあなたのために、このチャンネルをつく りました。 たとえば、中高生なら学校の作文、大学生ならレポートや卒論、社会人の方だっ たら企画書のプレゼン、プロジェクト報告等々、たくさんの表現活動がありま す。このチャンネルでは、こうした表現活動の基本となる考え方や方法につい て、自分のことばで発信するという立場から、わかりやすくお話ししていきま す。 Voicyは、どなたでも無料で聞くことができます。 みなさんからのご意見、ご感想、ご質問をお待ちしています。 ★『ことばと公共性―言語教育からことばの活動へ』(牛窪隆太・福村真紀子・ 細川英雄編,明石書店、2024年)の齋藤純一さん(早稲田大学政治経済学部) の書評が、早稲田大学日本語教育研究科『早稲田日本語教育学』(紀要)最新 号に掲載されました。 https://waseda.app.box.com/s/ojihf4mssz2ncix2c28k0ynu4zdaisbs すべての論考をていねいに読んでくださり、新たなご提案もいただきました。 感謝の意を表します。 ★復刊を機に、これまでの諸情報を一度ゼロにして、新しく始めることになり ます。 それぞれの執筆者からの発信を軸に、新しいメルマガのスタンスをつくります。 これまでの活動の記録等は、研究所ホームページからご覧ください。 このメルマガの復刊、新研究プロジェクトの開始、VOICYのチャンネルで、また 2000人に迫る読者のみなさまと交流を深めたいと存じます。 みなさまからのご意見、ご感想、ご提案をお待ちしたいと思います。 info@gbki.org(言語文化教育研究所)宛までお願いします。 これからもどうぞよろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 誌 名:ルビュ「言語文化教育」895号 発行日:2025年6月20日 発行所:言語文化教育研究所 八ヶ岳アカデメイア     〒408−0311 山梨県北杜市白州町花水278−43     http://gbki.org/ 編集,発行責任者:細川英雄     http://gbki.org/#greet 協力:ケイ商店 配信システム:まぐまぐ     http://www.mag2.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━